[WBS] ロイヤルリムジンは解雇予告手当未払い?自主退社扱いで更に失業手当の特例も適用外?

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政治・経済

2020年4月15日(水)のワールドビジネスサテライトで、グループで約600人に一時解雇を通告をしたロイヤルリムジンの「その後」が放送されました。

[WBS] ディズニーやロイヤルリムジンが休業補償?雇用調整助成金を貰う企業とは?
2020年4月9日のワールドビジネスサテライトでは、休業補償と雇用調整助成金を申請する下記企業が紹介されました。 オリエンタルランド ロイヤルリムジン イエツグ プラスワンインターナショナル 更に、日本とは...

そもそも、ロイヤルリムジンが解雇した理由は、

休業手当を払うよりも、解雇して雇用保険の失業手当を受けた方が、乗務員にとって不利にならないと判断した。

引用元:東京のタクシー会社、全乗務員600人解雇へ

との事でした。ですが、どうやら従業員の方に、解雇予告手当が支払われておらず、尚且つ、自主退社扱いの可能性もあるとの事・・・

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解雇予告手当が支払われない?

解雇予告手当とは、

雇用主は労働者を解雇する場合、原則として少なくとも30日前に予告するか、予告しない場合は30日分以上の平均賃金を支払わなければならない。

というものです。

実際、一斉解雇の説明をする金子社長の音声(従業員10数人が直談判に臨んだ時)によると、、、

売り上げの回復が1年以上見込めない為、会社の閉鎖を考えた。資金が全く足りなくなったので、休業を選ばなかったのは事実です。

(休業手当を払う資金が無く休業させられないと判断。)

また、退職合意書にサインを求めたことを問題視した従業員の質問には?

まずは合意解約を目指して、失業給付を受けてくれる方は受けてほしい。

なぜ合意が必要なのか?解雇じゃないですか?

解雇はお金があって成り立つ為、事業継続が難しい会社に金を貸す銀行は日本にはない。よって、会社が予告なしに解雇する際に義務付けられている、解雇予告手当が用意できないので退職の合意を求めた。

と説明しました。

こうした解雇のあり方について、労働問題に詳しい弁護士は、

法律的に解雇できる条件が整っていない。解雇を避ける為の義務を果たさず、いきなり解雇している事が1番の問題。また、雇用調整助成金が出るまで2カ月ほどかかる為、資金繰りが間に合わなくなるので、すぐに出せるようにするべき。

との事。

一方、企業側を専門とする弁護士は、、、

賃金を支払われないのであれば、失業保険をもらった方がマシという考え方もある。失業保険については東日本大震災の時の特例(工場が津波で倒壊した時に、建て直したら戻ってきてください)がある。

との事でした。

そこで、失業保険の特例を適用する考えがあるか加藤厚生労働大臣に確認したところ、、、

今回の場合、雇用調整助成金の助成率を上げ、さらに雇用保険の対象者外を含めた制度を用意しているので、雇用をしっかりと継続していただく。

???

つまり、対象外ということでしょうか・・・

 

自主的な退職

更に、毎日新聞によれば、従業員の方に自主退職を促している模様・・・

自己都合退職の場合、会社都合退職よりも、失業手当の支給時期が遅く、支給期間も短く設定されています。

自主退職 会社都合
支給時期 待機期間7日+給付制限3カ月 待機期間7日間
支給期間 90~150日 90~330日”

そうする理由は、助成金の受給かもしれません。

会社側が自己都合退社にするデメリットは、「下記のような助成金を一定期間受給できなくなってしまう事」です。

  • 雇用調整助成金
  • 労働移動支援助成金(早期雇入れ支援コース)
  • 中途採用等支援助成金
  • 特定求職者雇用開発助成金
  • トライアル雇用助成金
  • 地域雇用開発助成金
  • 障害者雇用安定助成金

テレビ東京の取材にも応じないようなので、ロイヤルリムジンの真意や今後がとても気になるところです。

もう、日本はどんどん闇に侵されていきますね・・・

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