Times Payは初期費用38,000円!審査・売上金入金も遅いのでデメリットだらけ?

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スマートフォン決済端末

Times Payは、「パーク24株式会社」が提供している決済サービスです。

以前は、競合の「Square・楽天ペイ・STORES決済・Airペイ・JMSおまかせサービス」に引けを取らないサービスを提供していましたが、現在は、初期費用が税込38,000円かかるため、お薦めできる事業者ではありません。

【6社を徹底比較】スマホを利用したモバイル決済端末を店舗に導入するならAirペイや楽天ペイがお薦め?
経済産業省が公表したデータによると、キャッシュレスによる決済比率は下記のように年々増え続けています。 そして当然のことながら、クレジットカード等のキャッシュレス決済ができなければ、その分だけお客様を見逃す事になってしまうんです。 ですが、い...

では、その他の違いは何なのか、メリット・デメリットを踏まえ徹底解説します。

評判は?

導入した店舗の評判を見てみると、「カード決済が出来ない為に逃していたお客様を取り戻せた」という意見だけでなく、Times Payならではの他社にはないサービスが好評のようです。

  • 「カードリーダー・プリンター・タブレット」の3点セットを0円でご用意いただけて、さらに4G回線が使用できる状態にセットアップして納品してくれた。
  • タブレット端末などに不慣れな方から不安の声も上がっていたが、タイムズペイの方に研修に来ていただき、操作方法のレクチャーを受けられた。

引用元:Times Pay 公式サイト

では、上記の評判を踏まえた上でTimes Payと他社を比べたメリット・デメリットを比較していきましょう。

 

メリット

Wi-Fi環境が不要

また、導入時に付随しているタブレットは、「auの4G回線が使用できる状態にセットアップ」されており、リーダー端末・プリンタもBluetoothで繋げられる為、店舗側でネット環境を用意する必要がありません

他社は、必ず店舗側がネット回線を用意しなければならないことを考えると、初期費用という面でTimes Payに敵う事業者はありません。

 

導入研修が無料

他社にない秀逸なサービスとして、研修業務があります。Times Payに問い合わせたところ、、、

余程、辺鄙な場所で無い限り、スケジュール調整さえできれば無料でレクチャーを実施しています。

との事でした。

操作方法に不安がある店舗であれば、導入時に研修を依頼してみましょう。

 

nanaco・WAON等の主要電子マネーに対応

Times Payの対応電子マネーは以下のようになります。

楽天ペイAirペイSTORES決済おてがるPaySquareTimes Pay
nanaco3.24%××××3.24%
楽天Edy3.24%×××××
WAON3.24%××××3.24%
Suica3.24%3.24%1.98%3.24%3.25%3.24%
PASMO3.24%3.24%1.98%3.24%3.25%3.24%
Kitaca3.24%3.24%1.98%3.24%3.25%3.24%
TOICA3.24%3.24%1.98%3.24%3.25%3.24%
manaca3.24%3.24%1.98%3.24%3.25%3.24%
ICOCA3.24%3.24%1.98%3.24%3.25%3.24%
SUGOCA3.24%3.24%1.98%3.24%3.25%3.24%
nimoca3.24%3.24%1.98%3.24%3.25%3.24%
はやかけん3.24%3.24%1.98%3.24%3.25%3.24%
iD3.24%3.74%×3.74%3.75%×
QUICPay+3.24%3.74%×3.74%3.25%×
Apple Pay3.24%3.74%×3.74%××

 

楽天ペイに数では敵いませんが、電子マネーのシェアトップ3に入るであろうWAON・nanaco・Suicaにも対応していることは大きな魅力です。

非公表ですが、電子マネーのシェアNo.1はWAONの可能性が高いですからね・・・

 

24回までの分割払い・リボ払いに対応

業種や審査結果によっては利用できない可能性もありますが、Times Payは分割(24回払いまで対応)・リボ払いに対応しています。

分割払いリボ払い
・Visa
・Mastercard
・Visa
・Mastercard
・Diners Club
※上記以外のブランドは、1回払いにしか対応していません。

 

比較対象6社の中で、コイニー・JMSおまかせサービス以外は分割払い・リボ払いに対応していませんし対応予定もありません。また、コイニーも分割払いは2回払いのみとなっていることから、高額決済の多い店舗は初期費用がかかりますが、Times Payも視野に入れてみましょう。

 

公式サイト Times Pay

 

デメリット

初期費用が税込38,000円

現在、費用の一時的な支払いも無く端末を手に入れられるキャンペーンを各社が実施しています。

月額費用初期費用リーダー端末代金
(プリンタ代金)
プリンタ機能スマホ等
Airペイ0円0円20,167円×必要
楽天ペイ0円0円19,800円×必要
STORES決済0円0円19,800円×必要
おてがるPay0円38,280円23,100円
(15,180円)
必要
Square0円7,980円7,980円×必要
Times Pay0円38,000円※38,000円
(含む)
不要
※金額は税込みです。
※Square、おてがるPay、Times Payを除きリーダー端末代金は不要です。
※Times Payは、リーダー端末・タブレット・プリンタ代金を含んだ金額です。

 

以前は、Times Payも「カードリーダー端末・プリンタ・タブレットの3点セット」を全て無料で利用できましたが、現在は、税込38,000円の初期費用がかかります。この点は、他社と比べても大きなデメリットです。

 

American Expressの手数料が高い

SquareSTORES決済/楽天ペイAirペイ/Times PayおてがるPay
VISA

3.25%

3.24%

Master
Card

3.25%

3.24%

American
Express

3.25%

3.24%

3.74%

JCB

3.25%

3.24%

Diners
Club

3.25%

3.24%

Discover
Card

3.25%

3.24%

UnionPay

※3.24%

※3.25%

※Square・STORES決済・楽天ペイ・Times PayはUnionPayに非対応です。

 

Times Payの手数料は、アメックスを除き業界最安水準です。

アメックスの世界シェアは3%とVISA(56%)、MasterCard(26%)に比べて格段に低くはなりますので大きな影響があるとは考えにくいですが、「手数料が他社に比べて高い事=費用がかさむ事」になる為、デメリットとして捉えるべき点だと思います。

 

売上金の入金が遅い

決済会社最短入金日
楽天ペイ翌日
Square翌営業日
STORES決済2営業日以内
Airペイ5日程度
Times Pay2週間程度
おてがるPay5日程度

 

Times Payの入金は最短でも2週間程度と以下のようにはとても遅いです。

  • 1~15日の売上⇒当月末
    (月末が土日祝の場合、前営業日)
  • 16~末日の売り上げ⇒翌月15日
    (15日が土日祝の場合、翌営業日)

入金サイクルが遅いことは、それだけ資金ショートの可能性が高くなります。

私の店は大丈夫!

と思っていても、いつどうなるか分からない世の中です。悪いイメージばかりするのもどうかと思いますが、リスクヘッジの為にも入金サイクルが早い業者を選択するに越した事はありません。

 

審査が遅い

1次審査2次審査
Square・Visa
・MasterCard
・American Expres
⇒最短当日
・JCB
・Diners Club
・Discover
・電子マネー
⇒最短3日
STORES決済・Visa
・MasterCard
⇒最短2~3営業日
・WeChatpay
⇒最短3営業日
・American Express
・JCB
・Diners Club
・Discover Card
⇒最短5営業日

・交通系電子マネー
⇒最短10営業日
楽天ペイ・Visa
・MasterCard
・楽天Edy
・交通系電子マネー
・nanaco
⇒最短3~4営業日
・JCB
・American Express
・Diners Club
・Discover
・QUICPay
・iD
・au PAY
⇒最短2週間程度
Airペイ・VISA
・MasterCard
⇒最短3営業日
・JCB
・American Express
・Diners Club
・Discover
・交通系電子マネー
・QUICPay
・iD
・d払い
・PayPay
・LINE Pay
・WeChat Pay
⇒最短4営業日
Times Pay
おてがるPay
・VISA
・MasterCard
(・Union Pay)
⇒3週間~1ヵ月程
・JCB
・American Express
・Diners Club
・Discover
・電子マネー
⇒3週間~1ヵ月程
※Times PayとおてがるPayを除き、2次審査の起算日は1次審査の終了日です。
※Union Payは、おてがるPayのみ対応しています。

 

Times Payの審査は、他社と違って1次、2次審査と順番に行われるわけではなく「VISA、MasterCard」とその他は別々に行われ、期間は3週間~1ヵ月程かかります。

ちなみに「VISA、MasterCard」の審査が終了した時点で端末は発送されます。

 

メリット・デメリットまとめ

メリットデメリット
・Wi-Fi環境が不要
・導入研修を無料で実施
・nanaco・WAON等の主要電子マネーに対応
・24回までの分割払い・リボ払いに対応
・初期費用が税込38,000円
・American Expressの手数料が高い
・売上金の入金が遅い
・審査が遅い

 

Times Payは、ネット環境の構築も不要で、電子マネーのシェアNo.1と言われるWAONや24回までの分割払いへ対応している唯一の事業者です。

しかしながら、アメックスの手数料も高く売上金の入金が2週間程かかってしまいますし、初期費用が税込38,000円という他社と比べて致命的な欠点がある為、お薦めができる事業者とは到底言えません。

もし店舗に導入するなら、圧倒的な知名度で宣伝効果とポイント還元を誇る楽天ペイAirペイを検討してみてはいかがでしょうか?

 

◆参考記事

【6社を徹底比較】スマホを利用したモバイル決済端末を店舗に導入するならAirペイや楽天ペイがお薦め?
経済産業省が公表したデータによると、キャッシュレスによる決済比率は下記のように年々増え続けています。 そして当然のことながら、クレジットカード等のキャッシュレス決済ができなければ、その分だけお客様を見逃す事になってしまうんです。 ですが、い...

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