2022年12月24日のワールドビジネスサテライトにて、PayPayマーケティング本部長である藤井博文氏が出演し、今後の展望について語られました。
現在、PayPayのユーザー数は5,300万人。そして、日本のスマートフォンユーザーは8,000万人程といわれており、残りの2,700万人をいかにユーザーとして取り込むかが課題とのこと。
そこで、ターゲットとなるのが若年層です。
新たな囲い込みの手段としてPayPayの「送る」機能を取り上げられました。
「送る」機能は、使う人が増えれば増えるほど、便利になっていくサービスです。
皆が「送る」機能を使った割り勘をするため、使っていない人が周りに迷惑をかけてしまうという側面があり、実際に、番組内に出演された女性は、
皆が使うので、仕方なくPayPayアプリをインストールしました。
と語っていました。
手数料も送料もかからない「送る」機能
PayPayアプリにおける「送る」機能は、割り勘をする際も便利な機能です。
居酒屋などで会計をする際、幹事の方が、PayPayで一括にて支払い、1人の支払い金額を確認後、1円単位で幹事の方にリアルタイムで送金することができます。銀行等を介してお金を送るわけではなく、スマホやPC等の通信機能を使い、個人と個人が電子マネーをやり取りするユーザー間送金なので、手数料も送料もかからないのが大きなメリットです。
実際に、店舗の方も、、、
特に土日に多く見受けられる支払い方法です。団体で来られるので、誰かが先にPayPayで支払い、後で「送る」機能を使い送金されるのを見かけます。
と語ります。
仕送りやお年玉・結婚式の招待状でも・・・
更に、手数料も手間も省ける事にメリットがあります。
例えば、親族へのお祝い金やお年玉等をPayPayで送金すると、現金書留で送る際の送料もかかりませんし、封筒等を用意する手間も省けます。確かに、気持ちがこもらず味気ないと感じてしまう点はデメリットですが、PayPay独自のメッセージを一緒に送る機能が出てくるかもしれません。
また、結婚式の招待状にもPayPayを利用することができます。
Web招待状というシステムを利用することで、招待状の中に、QRコードを組み込み、オンラインでお金を送金することができます。店舗でQRコードを読み取って支払う時と同じ要領です。
実際に、10月に結婚した夫婦の方はPayPayでご祝儀を受け取ったとの事。
新札やご祝儀袋の用意、筆ペンで名前を書く手間も省けるので活用しました。実際に、PayPayで支払った方は25%程度でしたが、ご祝儀を早めに受け取れるので、必要なお金が後からではなく先に入ってくる事に大きな魅力を感じました。
との事。
デジタル給与払いにも参入予定
現在、PayPayはショッピングにとどまらず、請求書払い・海外旅行やドライブの保険・ポイント運用・ふるさと納税・個人間送金等、活用できる場をどんどん広げています。
藤井博文氏は、、、
デジタル給与払いも来年から始まるので、PayPayのような後発のフィンテックカンパニーにとっては大チャンス。我々は、ユーザーの支払い状況を把握しているので、そこに新しく収入の情報が加わることで、ユーザーがあとどのくらい使えるのか、そして、使い過ぎの際にユーザーにそれを知らせるような機能追加なども視野に入れている。
と語ります。
個人的に思うこと
PayPayの「送る」機能による割り勘は、手数料もかからずメリットのある支払い方法だけど、、、
1⃣店舗でPayPay払い:0.5%~2.0%の還元
2⃣まとめて支払った人に送金:ポイント還元0となるので不公平では🤔仲悪くなったら嫌だから、なかなか言い出せない人も多いのでは😅https://t.co/X9isktCE5A
— タコPAY@ポイ活 (@take_paypay) December 24, 2022
PayPayあと払いのポイント還元率は?
PayPayあと払いの審査は?
コメント